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開発背景 クリアフォレスト事業

なぜクリアフォレストが開発されたのか

私たち現代人は、利便性や経済活動を優先させることで、地球が本来宿していた清純な空気を汚染してきました。特に車の排気ガスや工場排気などによる有害物質の蔓延は,私たちの体に悪影響を与えます。

二酸化窒素(NO2)による様々な体への弊害

大気汚染による呼吸器病

自動車の排気ガス中に含まれる二酸化窒素(NO2)は、ガソリンなどの有機物が高温で燃焼するときに発生する化学物質で、水に溶け難く、肺胞まで到達し、そこで亜硝酸や硝酸になり、慢性気管支炎や肺気腫などの原因になります。

排気ガスとぜんそく

環境省の調査で、自動車の排出ガスによる暴露が多いほど、小学生のぜんそくの発生率が高くなることが分かっています。
(排ガス、子供のぜんそく発症に関連 2011.5.24 環境省)

自然に放置されたままの間伐材の枝葉

林整備環境

日本の国土の66%は森林です。その40%を占める人工林は、人の手により育てられます。間引かれた間伐材は、大切な資源として利用されますが、枝葉は、森林に放置されたままでした。

放置された枝葉には「人を守る」力が秘められていたのです。その枝葉を効率的に集め、資源として有効に活かすシステムを開発し、そこから抽出された有効成分が、二酸化窒素(NO) を除去し、「人々の空気を守る」クリアフォレストとして生まれ変わったのです。